2014年10月6日月曜日

書評 「世紀の空売り」 マイケル・ルイス

IT男子です。

 先ほど、「世紀の空売り」を読み終わったので、その感想などを。

 kappaがインデックス投資をはじめる前に、100年に一度の大不況 のコピーでおなじみのリーマンショックという金融危機がありました。

 当時からもそれなりに株式市場や投資に興味があったので、テレビや雑誌で報じられる情報はチェックしてたが、サブプライムローンが原因っていうことくらいしか分かってなかって、そのまま忘れてました。その後、アメリカ経済(株式市場)は、6年ほどで過去史上最高値をつけ、あっさりと回復。

たぶん、この本
 「世紀の空売り」 マイケル・ルイス

よりもリーマンショックのことが分かりやすく書かれてる本はないんじゃないかな?

CDO(担保債務証券)、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)など、名前だけ聞いても意味不明なものの正体がズバリ分かっちゃいます。

藤沢数希の解説の最後に、日本国債についての言及があり、ドキッとさせられます。

日本国政府はまるで借金が膨張していくことを気にも止めていないようだ。それにも拘わらず、日本国債の値段は下がっていない。-略ー しかし、こんなことが永遠に続かないことはあきらかだ。いつか破綻するのだが、問題は、それが「いつか」ということだけである。

日本国債のショート(空売り)で生まれるであろう億万長者の誕生物語も近い将来読むことができるのかな?

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